台風の窓ガラス対策!ガラス傷は台風が来る前に事前診断をしましょう!
「台風の季節になると窓ガラスが割れないか心配だ」
「海沿いだから窓ガラスの劣化が不安」
など台風時期の窓ガラスの不安や心配を抱えている方も多いかと思います。とくに台風が発生しやすい地域にお住まいの方などは、より心配ですよね。
実際に、2018年9月初旬に上陸した台風21号では、猛烈な暴風や暴雨によって、甚大な被害が発生しました。
その中でも、集合住宅の約8割・店舗の約6割・一戸建ての約2割がガラスによる被害です。
一戸建てよりも店舗や集合住宅の場合には、高階層が多いため、窓ガラスが被害を受けやすいという特徴があります。
ここでは、ガラスの専門家である弊社が台風時の窓ガラス対策について詳しくご紹介いたします。
また、記事後半ではガラス傷を事前に診断しておく重要性についても記載しておりますので、ぜひ台風時の窓ガラス対策にお役立てください。
台風で窓ガラスが割れる原因について
台風が発生しやすい地域にお住まいの方は、ご存知の方もいらっしゃいますが、台風の風自体が窓ガラスを割ってしまうということは非常に少ないです。
では、どのような理由から台風で窓ガラスが割れてしまうのでしょうか。
詳しくみていきます。
原因①「暴風によって飛ばされる飛散物」
台風によって窓ガラスが割れる原因ですが、風が窓ガラスに吹きつけることで、割れるということは実は少ないです。
では、なぜ窓ガラスが割れてしまうかというと、その原因の多くは暴風によって飛ばされた「飛散物」が原因です。
飛散物とは、小石や店舗の看板、屋根瓦、枝などのことで、風で飛ばされてしまう物全般です。
特に台風では、巻き上がるように突風が発生することがありますから、この突風によって多くの飛散物が窓ガラスに衝突します。
台風で窓ガラスが割れてしまう場合には、台風による風圧ではなく、風にのって運ばれた飛散物が原因の場合が多いです。
またベランダに鉢植えを置いたままにしてしまったなど、軒先にある物が飛散物となる場合もありますので、事前に片付けておくなど注意が必要です。
原因②「窓ガラスが劣化していた」
さきほど、台風の風圧だけで窓ガラスが割れてしまうことは非常に少ないという話しをしましたが、これは窓ガラスの劣化具合にもよります。
たとえば、窓ガラスがもともと「塩害を受けている」「熱焼けを起こしている」「目には見えない小さな傷が入っている」などの場合には、窓ガラス本来の強度が低下している可能性が。
このような状態を放置したままですと、台風による風圧だけでもガラスが割れてしまうなんてことも。
このような事態を防ぐためには、日頃から窓ガラスの劣化具合を観察しておく必要があるでしょう。
台風で窓ガラスが割れる前に入念な対策をしましょう
台風で窓ガラスが割れる前に、どのような台風対策をすれば良いのか、ガラス再生研磨サービスを提供している弊社だからこそ、お伝えできる具体的な対策をご紹介します。
台風によって飛散しやすい物は撤去する
当然のことですが、台風によって発生する暴風は突発的に、多くの物を巻き込みながら被害をもたらします。
たとえば、軒下に置かれていることが多い次の物は、台風が接近しないうちに室内に取り込む、または片付けるなどの対応をしましょう。
ご家庭において台風における飛散物になりやすい物は以下の通りです。
- ゴミ箱
- 物干竿
- 傘
- ほうきやちりとり
- 植木鉢
- ガーデンテーブルや椅子
- 自転車
台風が接近する前に、飛散しやすいこれらの物を整理しておくことが重要です。なお、上記のもの以外でも心当たりの物が近くにあるかもしれませんので、再度点検をしましょう。
ガラス傷や塩害、熱割れの有無を確認する
台風の暴風によって、ガラスが破損する場合にはその多くが飛散物によって引き起こります。
しかし、もともとガラス自体に傷が入っている場合や、海沿いのマンション等で塩害が発生している場合、さらに網入りガラスなどで熱割れのリスクが生じている状況では、台風の風圧だけで破損するリスクも。
このような事態を避けるためには、事前にガラス傷がないかどうかの確認をしてみましょう。
また、海沿いの地域などでガラス表面が白く変色している、ウロコがひどいなどの場合には、一度ガラス業者に見てもらうことをおすすめします。
これらの状態を放置しておくと、いとも簡単に風圧等でガラスが破損する恐れが。
特に、台風の影響を受けやすい海沿いのマンションやホテル、温泉施設オーナー様は、台風接近前にガラス強度について一度診断しておきましょう。
シャッターがある場合には閉めておく
台風によって生じる窓ガラス破損の最も多い原因は、風によって巻き上げられた飛散物がガラスに衝突することで発生します。
これらの被害を避けるためには、雨戸やシャッターが設置されている場合は、事前に閉めておくことが必要です。
雨戸やシャッターを閉めるだけでも相当の被害を回避できます。
ガラス飛散防止フィルムを貼り付ける
窓ガラスにシャッターが設置されていない場合には、台風の飛散物によってガラスが破損するリスクが高まります。
そのような場合には、ホームセンターやネットショッピング等でも購入できる「ガラス飛散防止フィルム」を貼り付けましょう。
数百円とリーズナブルに購入でき、万が一ガラスが破損しても飛散を防止してくれるため、二次被害を防ぐことが可能です。
1つ注意点としては、ガラス飛散防止フィルムを窓ガラスに貼り付けたとしても、完全に割れを防止してくれるものではありません。
あくまでも、ガラスが破損をしても飛散を防止するものですので、その点はご理解ください。
もし、少しでもガラス傷などがある場合には、ガラス飛散防止フィルムを貼り付ける前に、ガラス業者に見てもらうことをおすすめします。
ガラス傷やヒビが入ってしまったら応急処置も重要
台風接近直前に、ガラスにヒビが入っている箇所が見つかったなど、急なガラス傷が発生してしまった場合には、ガラス業者に依頼する時間がないことも。
そのような場合には、応急処置の方法も身につけておきましょう。
応急処置に使用する道具は次の通りです。
・ガムテープまたは養生(ようじょう)テープ
応急処置の手順ですが、ガラス傷やヒビに沿ってテープを貼り付け補強します。できれば傷やヒビが気になる場所に、複数回テープを貼り付けてください。
これだけの対応でも、全く何もしないよりはガラス強度が上がります。
台風が接近し、万が一ガラスが破損してしまった場合には、破損箇所のガラス片を取り除き、ダンボールとテープで補強しましょう。
飛散してしまったガラス片は、非常に鋭利で危険ですのでゴム手袋等を着用し、片付けましょう。
片付ける際は、ゴミ袋に入れてしまいますと袋が破けるばかりか、手を切ってしまう恐れもあり危険です。
ひとまずガラス片は、ダンボール等に片付けておいてください。
ガラスのささいな傷も台風時期には注意が必要です!
繰り返しになりますが、台風の時期にはガラスのささいな傷でも、飛散物によって破損が生じる場合があります。
事前のガラス点検で、ガラスの劣化や傷が見つかった場合には、早めの対処が必要です。
特に、海沿いなどの地域では「塩害」といって、海水が蒸発し風に乗ってガラスに吹きつけることで、ガラス表面に塩の結晶が付着し、雨水や大気中のガスと化学反応を起こし、白化現象が発生します。
このような状態となると、ガラス強度が著しく低下し、台風時の風圧に耐えられないことも。
また、一度ガラスに傷が入る、または塩害などが発生すると、個人ではどうすることもできません。
このような場合には、お早めにガラス業者へ相談しましょう。
弊社にも台風時期前には、ホテルや旅館、温泉施設、マンションなどのオーナー様からのご依頼が多いです。
万が一ガラスが破損してしまいガラス交換となると、数万円はかかってしまいます。
弊社がお届けしているガラス再生研磨サービスであれば、ガラスを交換することなく、深いガラス傷や塩害、ウロコなど幅広く再生することが可能です。
費用をおさえてガラスの再生をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
弊社では、台風対策の一環としてささいなガラス傷や、塩害、ウロコ、水垢を除去するガラス再生研磨サービスを展開しています。
料金を少しでもおさえて、ガラス破損のリスクを軽減させたい方にはおすすめです。
また、ガラス再生をした後でも、「新世代コーティング」と呼ばれる自社コーティング技術によって、ガラスに汚れが再付着することを防止し、永年保護することも可能です。
ガラスウロコや水垢、塩害、熱焼けなどさまざまな状況に対応できるコーティング技術でその後のメンテナンスも楽になります。
ぜひ台風前には、ガラスの総点検を実施しましょう!
▼ガラスの頑固な汚れやガラス傷も綺麗に再生!
▼ ガラスのお悩み、何でもお気軽にご相談ください!
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作業により破損があった場合には全額弁済致します。
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